マップのグラフィック描き工程の苦悩(2)

(1)を読む

何が悪いんだろう(全部としか思えない)。

地面を描き込んだら何か見えてくるのかなー、家が悪いのかなー、レイアウトかなー、パーツのスケールが合ってないのかなー、いろいろ考える。

手を動かして考えろよ、試行錯誤して比べろよ、とは思うものの、どうしても手が動かない。だって何も感じないから。

一回全部なしにした。

今度はパーツを作って……という手順をやめて、フリーハンドで思うように描いていった。

描いていてわりと面白い。描くことにちょっと楽しさを感じる。これが第一の手応えだ。

ある程度描いたら、それを全体にコピペして全体の雰囲気がどうなるか確かめる。

パーツから作っていた時と比べると、断然、イメージが膨らむ。

キャラを置いてみる。

「ここを探索したい。」「ここを動き回りたい。」

そういう気分が感じられた。これは大きな手応えだ。

岩がいいかな、レンガとかにしようかな、ここに草が生えてるのが見えてきたな、こういう地形だからこういう敵がいそうだな……いろいろイメージが膨らみ始める。

画像ではこれもショボいはショボい。でも自分の中での手応えが全く違う。本当に違う。

これを描き進めたいな、と思えた。 描き進めるためのイマジネーションが働き始めた。

まだ最初の手応えを感じただけなので、結局はボツに終わるかもしれないけど、それはそれでしょうがない。

進める。

この記事をシェアする